2006年08月30日

露出男の哲学

露出狂とは、一般的には、露出により相手が驚く様や困惑する様子を見て、快楽を得るものだと思っていたが、この男にとってはそうではないらしい。

佐賀署は29日、公然わいせつの疑いで、佐賀市の佐賀県職員の男(55)を逮捕した。
調べでは、職員は5月29日夕、佐賀市内を走行中のバスの中で、女子中学生らに自分の下半身を露出して見せた疑い。
職員は「下半身を出したが、見せるためではなかった」と容疑を否認している。
職員は同県みやき町の身体障害者福祉施設に勤務。入所者の介護をする生活指導員を務めていた。
同県の古川康知事は「職員が県民の皆さまの信頼を損なう事態を引き起こしたことは誠に申し訳なくおわび申し上げます」とのコメントを出した。(ZAKZAK)

彼の発言を再掲しよう。
「下半身を出したが、見せるためではなかった」
うむ、意味が深い。
なにやら哲学めいていないか。
例えれば、「人生を生きてみたが、生きるためではなかった」如くの味わいがあるではないか。

彼に、尋ねてはいけない。
「じゃ、何のために出したの?」
非難してもいけない。
「訳のわかんない、言い訳するなよ」

なぜなら、この哲学者は下半身を出しながら、そもそもそれを出す行為の意味、すなわち、人生を生きることの意味を考え続けているのだから。


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2006年08月26日

ソムリエナイフの使い方

ソムリエナイフとは、ワインのコルク栓を開けるための道具で、ナイフのような形状をしているが、コルク栓に通すスクリューを内蔵したものだ。
家庭で普通使うワインオープナーとは違う。
家庭で使うオープナーは、ワインの口にすぽっと被せて、スクリューを回し、両方のコックが上昇してきてそれをぐいと引き下げ、栓を開けるが、ソムリエナイフは、内蔵されたスクリューで栓をあけるもの。
プロの道具だ。高いものだと3万円以上する。

客のテーブルの前で、上手にソムリエナイフを扱い、スマートにワインの栓を開けてくれる。
美味しい食事をとる上で、最高の演出だ。

東海道新幹線の車両トイレを利用中の女性にわいせつな行為をしたとして、警視庁捜査1課と丸の内署は26日、東京都中央区銀座1、飲食店経営、山口潤二容疑者(34)を強制わいせつの疑いで逮捕した。同新幹線では今年4月から同様の手口による被害が少なくとも約10件発生、山口容疑者が関与を認めており、同課が調べを進めている。
調べでは、山口容疑者は7月30日午後9時50分ごろ、JR東京駅の東海道新幹線ホームに停車中の車両トイレで、「ソムリエナイフ」と呼ばれる調理用器具を使って、ドアのかぎをこじ開け、中にいた都内に住む女性(32)の下半身を触った疑い。容疑を認めており、「女の子が用を足している姿を見たかった」と供述しているという。
今月25日午後8時50分ごろ、東京駅で警戒中の警察官が、東海道新幹線の車両トイレの前で不審な行動を取っていた山口容疑者を発見し取り押さえた。山口容疑者は入場券で同駅に入り、出発前の同新幹線車両ばかりを狙っていた。〜毎日新聞〜

山口容疑者は東京駅近くのレストランに勤めており、勤務の空き時間などに入場券を使ってホームに入り、新幹線が出発前に停車している15〜20分ほどの間に犯行を重ねていた。

店長「お客も途切れたな。ちょっと、休憩してくるわ」
店員「分かりました」
店長「小一時間だ。いつも通り」
店員「はい」
店長「じゃ、出てくる。あとを頼む」
店長「あっ、店長。ソムリエナイフを持ってお出かけですか」
店長「(ドキッ)うむ。プロというのはいつも道具を持っているものだ」
店員「はい。勉強になります」

店を出て、小走りに駅に向かう山口潤二容疑者。
彼は、客の入った個室の前で、上手にソムリエナイフを扱い、スマートにトイレの扉を開けていた。

気になるのは、犯行後、店に帰った山口潤二容疑者が、お客の前で、そのソムリエナイフを使っていたかどうかだが、それは判らない。


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手のひらか甲か

触れたことは事実らしい。
問題は、触れたのが手のひらか甲かだ。

埼玉県警東入間署は25日、埼玉県川越市諏訪町、警視庁渋谷署交通課巡査部長、石川友治容疑者(49)を県迷惑防止条例違反(痴漢)の現行犯で逮捕した。
石川容疑者は「故意には触っていない」と容疑を否認している。
調べによると、石川容疑者は同日午後11時45分ごろから約5分間、東武東上線朝霞台〜みずほ台駅間を走行中の下り電車内で、立っていた同県富士見市、私立大学2年の女子学生(19)の右太ももを左手で触った。
女子学生は「あなたの行為は痴漢でしょ」と言って、石川容疑者の手をつかみ、みずほ台駅で降ろして駅員に引き渡した。
石川容疑者は都内で酒を飲み、帰宅途中。調べに対し、「手の甲が当たったかもしれない」などと供述している。一方、女子学生は「左手の手のひらで触られた」と話しているという。(読売新聞)

男の言い分は、「故意には触っていない」「手の甲が当たったかもしれない」。
一方、女は、「左手の手のひらで触られた」
男の発言を総合すると、「偶然、手の甲で触れた」となるが、記事を読む限り、彼女の発言に分があるように思える。

鍛えられた49歳の男の左手をつかみ、駅員に引き渡した、19歳の女子大生の勇気は素晴らしい。
強い意志と行動力をお持ちなのだろう。
こんな女子大生に「あなたの行為は痴漢でしょ」と言われ、石川友治容疑者は、思わず「ウン」とうなづいてしまったかもしれない。
しかし、駅員に引き渡されたあとは、酔いも醒め、これはまずいことになったと気付く。
そこで、文字通り、手のひらを返し、「手の甲が当たったかもしれない」と言い分けしているのか。


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2006年08月19日

仕事と趣味の両立

仕事はつらい。
いや、つらいからこそ仕事なのだ。
楽しくて夢中になってしまう趣味を仕事にした瞬間から、趣味でさえ、つらいものになる。
仕事と趣味の両立はかように難しい。
しかし、人はこれに挑戦する。

オクラホマ州ブリストーの裁判所は18日、陪審の法廷で、法服の下に性的な遊戯具を隠して使い、局部をさらけだしていた元男性判事(59)に対し、みだらな行為などの罪で禁固4年の判決を言い渡した。判事歴23年の被告で、2004年に引退していた。その前の01年から03年までの間、少なくとも15回、法廷で同様の行為を繰り返していたとの情報もある。
元判事のデービッド・トンプソン被告は先月、有罪となっていた。被告は既婚者で、子供3人がいる。
今回の事件の法廷で、元判事は遊戯具は釣り仲間から冗談のプレゼントして贈られていたと指摘。「法廷で放心状態にあった時、遊戯具を使っていた」と説明していた。自慰行為はしなかったとも主張している。
今年夏の公判では、メディア関係者が、元判事が局部をさらけだしていたのを複数回、目撃したと証言。殺人事件を審理する法廷でも起きていたとし、出廷していた警官も遊戯具が法服の下に隠されているのを見た、と述べていた。同法廷の休憩の間、警官が判事の机の下で遊戯具を見付けていた。
その後の捜査で、被告の法廷のイスのカーペットを調べたところ、精液が発見されていた。〜CNN〜

デービッド・トンプソン氏の趣味は、性的な遊戯具を隠れて使うことだった。
或るとき、それを仕事の最中に使ってみると、驚くほどスリリングで、得られた快感は従来の比ではなかった。
以来、彼はつらい裁判であればあるほど法廷に性的遊戯具を持ち込み、快感を得ていた。
こんなところだろう。
見事に仕事と趣味を両立させたわけだ。

しかし、良く分からないことがある。
メディア関係者や警官たちが局部をさらけ出しているところや遊戯具を隠しているところを目撃しているが、裁判の最中に、裁判官や弁護士たちが、この判事の行為に気がつかなかったのだろうかということだ。
裁判の進行とは関係なく「うっ」とか、「ああ」だとか、変な声は聞こえなかったのか。
仮に電動式の性的な遊戯具であれば、奇妙なモーター音に気がつかなかったのだろうか。
手動式のものであれば、法服の妙な動きに気がつかなかったのだろうか。
仕事と趣味を両立させるために、かなりのスキルを持っていたのか。

ところで、デービッド・トンプソン氏は、「法廷で放心状態にあった時、遊戯具を使っていた」と言っているが、正確に言うと違う。
「法廷で遊戯具を使う時、放心状態になっていた」である。


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2006年08月18日

不適切な言動

男は口下手だ。
シャレた科白がなかなか言えない。
特に相手が魅力的な女性であれば…。

愛知県警は18日、交通違反をした女性に交際を求める電話をかけたとして、豊川署交通課の巡査部長(54)を、戒告の懲戒処分とした。
県警監察官室によると、巡査部長は今年5月1日、同県豊川市内で交通取り締まり中、軽乗用車に乗った会社員女性(36)に、横断歩行者妨害で反則切符を切った。
その際、女性の携帯電話の番号を知り、同月8日午後、署内で勤務中に自分の携帯から「会ってお話をしたい」と電話をかけた。その後も2回電話したが、女性は電話に出ず、同月16日に知人を通じて豊川署に苦情を申し出ていた。
巡査部長は「交際したいという気持ちで電話した」と話しており、県警は「不適切な言動で警察の信用を著しく失墜させた」として処分した。巡査部長には妻子がいるという。〜読売新聞〜

妻子がいたって関係ない、交際したいものは交際したいのだ。
いや、妻子がいるからこそ、男は交際したいのだ。
男の心の底から湧き出るフツフツとしたこの気持ちは誰も止められない。
その気持ちは十分に分かる。

しかし、54歳の男が36歳の女に向かって「会ってお話をしたい」という科白はどうか。
女子高校生が相手なら別だろうが、いかにも弱い。
「ヘッそうなの?」ってなものだ。
魅力的な熟女の気持ちを動かすことはできない。
愛知県警も「不適切な言動」と言っているが、その通りだ。
どんな発言をしようにも、警察の信用を著しく失墜させるのは間違いないのだから、ここは、36歳の女性の気持ちをグッと強力につかんで、心をメロメロに、そして体をヨロヨロとさせてしまう適切な科白で勝負願い、それを紹介して欲しかった。
なんとなれば、彼は54歳の巡査部長である。
後身のために役立つ経験則を残すべきであったと思うからだ。


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2006年08月17日

長湯を楽しむ偽警官

日本人の平均入浴時間は21.1分というデータがある。(中央調査社)
2002年に行われた時事通信の調査でも、25.2分という数字だ。
しかし、いずれも男女共のデータであり、男を調査対象にすれば、もっと時間は短くなるだろう。
だから、男が3時間も風呂に入っていれば、家人ではなくても誰もが心配するだろう。

偽の警察手帳を使って無銭入浴したとして、宇都宮東署は17日までに、詐欺容疑で住所不定、無職井上大地容疑者(38)を逮捕した。井上容疑者は「手帳はインターネットで購入した」と話しているという。
調べでは、井上容疑者は16日午前1時ごろ、宇都宮市内の入浴施設「極楽湯宇都宮店」で私服の警察官を装い、偽の警察手帳を職員に見せて「宇都宮東署の者だ。犯人が中にいるという通報があった」と話し、料金を支払わず入浴した疑い。
約3時間すぎても井上容疑者が出てこなかったため、施設側が署に連絡。署員が駆けつけると、井上容疑者はまだ入浴中だった。
井上容疑者は警察手帳以外に、手錠や警棒も購入していたという。(共同通信)

「宇都宮東署の者だ。犯人が中にいるという通報があった」と告げたあと、井上大地容疑者はなんと続けたのか。
『服を着たままだと怪しまれるので、普通のお客のように振舞う必要がある』
『従って、私も風呂に入るので了解して欲しい』
『但し、聞くところによると、犯人は長湯なので捜査には時間がかかる。あらかじめ承知願いたい』

井上容疑者は、3時間も入浴していたという。
よく貧血で倒れなかったものだ。
よく飽きないものだ。
強い肉体と凄い精神力を持った男だ。

それにしても、なんで3時間も入っていたのか。
何らかの理由があるのか。

経済的な理由で長く風呂に入ることができなかった?
いや、インターネットでモノを購入できるくらいの金は持っているのだから、風呂に入れなかった訳ではないだろう。

生来の長湯好きであった?
1時間程度であれば、ありうる理由だろうが、3時間は説明できまい。

すると次の理由はどうか。
容疑者は生来の長湯好きであったため、1時間ほど入浴していた。すると、他のお客が皆上がってしまった。
犯人逮捕のために入浴したのに、自分一人になってしまい、出るに出られない状況になってしまった。

そこまで考えられる男かどうか。
まあ、風呂で寝ちゃったというのが、真相だろう。


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2006年08月09日

104の愛

テレビドラマで、「101回目のプロポーズ」というのがあった。
100回近くもお見合いしたが、結婚できない男の悲哀を描いたもので、最後は愛する人と結ばれるハッピーエンドで終わった。「僕は死にましぇん!」というセリフが有名になった。
一方、こちらの男性、37760回目の電話で逮捕されてしまった。ハッピーエンドとはいかなかった。

電話番号案内サービスの「104」に、無言電話を約4か月間、計3万7760回かけたとして、広島県警広島南署は9日、山口県山陽小野田市埴生、会社員佐々木健治容疑者(44)を偽計業務妨害の疑いで逮捕した。
「対応が悪く、頭にきてかけ始めたが、そのうち、女の人の声がきれいだったので声が聞きたくなった」などと供述しているという。
調べでは、佐々木容疑者は3月1日〜7月6日、携帯電話で「104」にほぼ毎日、1日最高905回の無言電話をかけ、広島市南区にあるNTT西日本のグループ会社などの案内サービス業務を妨害した疑い。〜読売新聞〜

104のサービスは、たしか一案内あたり60円がかかるはず。
とすると、彼の場合、220万円強かかった計算になる。
しかし、無言電話だと、サービスは発生しないから、料金はかからないのか。

いずれにしても、一日あたり最高905回というから凄い。
6時間の睡眠をとったとして、残り18時間。
彼は、起きている間、一時間あたり50回も発信していたことになる。
情熱としつこさはスバ抜けている。
しかしなあ、いくらそうでもあっても、無言じゃ彼女の心は動かないよ。

彼は電話を掛けながら、「僕はやめましぇん!」と心の中で反芻していたのだろうか。


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2006年08月05日

まにあ堂の強盗

東京都福生市にあるビデオ販売店「まにあ堂」は、7月から8月にかけて同一犯人に3度も強盗に入られた。なんでも、そっち系のビデオじゃ有名な店らしい。

一度目は、7月3日。
このときは、店長が大声を出して、何も取らず、犯人は退散している。

2回目は、7月29日。
午前0時25分ごろ、白いバンダナで覆面をした男が押し入り、男性店長(33)に無言で包丁を突き付け、布袋を手渡した。
店長が、レジの現金20万円を入れると、男は布袋を奪って逃走した。店長にけがはなく、福生署は強盗事件として捜査している。
男は20歳代とみられ、身長約1メートル70。野球帽をかぶっていた。〜読売新聞06/7/29〜

3回目は、8月4日。
4日午後6時45分ごろ、タオルで口を覆った黒人の男が包丁を持って押し入った。店長(33)が男に催涙スプレーを吹き付けて包丁を取り上げようとしたが、もみ合いになり左手を切られ「お金、お金」と脅された。店長がレジから約2万円を出すと、男はさらに小銭約1万円分を奪い逃走した。店長は左手に軽傷を負った。
警視庁福生署の調べでは、男は20〜25歳くらいで身長約170センチ、黒いTシャツにジーンズ姿だった。〜毎日新聞06/8/5〜

2度目までは店は無防備であったが、3度目には、催眠スプレーを備えていたが、あまり効果はなかったようだ。
実被害も、2度目には20万円であったが、3度目は3万円に押さえ込んでいる。

過去の経験は活かされていると言えようが、同一犯人に3度も盗みに入られるなんて、お間抜けな話だ。
また、3度も同じ店に強盗に入るなんて、犯人もお間抜け。
そして、一番のお間抜けは、福生署か。


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